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人を知る

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これまでにない技術を自分の手で生み出す。
その瞬間のワクワクを追求したい。

「自分の名が刻まれていくような革新的な開発をイトーキから送り出したい」と熱く語る槌原。時代のニーズに合った製品を世に送り出すために、技術者として心がけているモットーに迫った。

革新的な人

Tsuchihara Rei

機構設計職

面白いもの、すごいものを自分の手でつくってみたい—— その一心で、ハンドロボットの研究に没頭した大学時代。「ロボット×物流」の可能性に惹かれて、2021年に入社。好奇心のアンテナを広げながら、これまでなかった技術をつくりだす挑戦を続けている。

Question.01

現在の仕事とミッションを
教えてください

自動倉庫システムSAS-Rの躯体である棚やレールの機構設計をしています。入社後に詳細を知り驚いたのですが、SAS-Rは業界をリードする自動車メーカーやIT系の物流企業に数多く導入されています。SAS-Rの高速処理能力と収納効率は業界で高く評価されていますが、たとえば、地震で装置が止まったり、独立したドーリー(水平搬送装置)が故障したりすれば、生産に多大な損失を与えます。そこで、お客様の生産環境に合わせて、耐震強度を高める設計変更やSAS-Rの運転を止めずにドーリーを取り出す機構など、SAS-Rをさらに進化させる新規開発を進めてきました。

SAS-Rに新機構を組み込む際には、お客様の工場に何度も足を運びます。そこでSAS-Rが機敏に働いている様子を見ると、日本のモノづくりや物流を支える大切な部分を担っているんだと強く実感します。日本の製造業や物流業界では、〈省力化・省人化・高速化〉のニーズが年々高まっています。とりわけ物流業界では取扱量が増加の一途をたどり、多品種・小ロット・多頻度物流などニーズも多様化し、人手不足も深刻化しています。こうした時代のニーズにいち早く応えられるような技術者でありたいと考えています。

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Question.02

この仕事で大切にしていることは何ですか?

思いついたらすぐ動かずにはいられない性分で、「これだ!」というひらめきが降りてきたときは、時間を忘れて没頭してしまいます。これまでに「ない」「できない」と思われていたものを、試行錯誤を乗り越えて、技術工学で形にするときが一番ワクワクするし嬉しい。そのためにはつねに最先端の技術や知見にアンテナを張り、自分の中にインプットを増やしていくことが大切だと考えているので、外部の展示会などにたびたび足を運んで情報収集をしています。そこでSAS-Rに応用できそうな技術と出会ったら、APセンターに技術者を呼んでディスカッションする場を設けることもあります。先輩や同僚との意見交換もそうですが、技術者同士で話すなかで、新たな応用技術が生まれることも多いので、自分だけ、社内だけの世界に閉じこもらず、つねに広く視野をもっていたいと思います。

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Question.03

これからのビジョン・夢について教えてください

自分がイトーキを選んだのは、研究室の先輩が入社していて、「人がいい」「働きやすい」と聞いたことがきっかけでした。先輩は今オフィス分野の開発を手がけていますが、BtoBからBtoCまで幅広く商品を展開しているのがイトーキの魅力の一つだと思います。私自身、技術者としてAGVのような産業ロボットも注目していますし、一般の人に広く使われるような商品開発も興味があります。また、若手でもどんどんチャレンジできる社風があるので、これまでの世の中の当たり前を一新させていくような開発を企画段階から手がけていきたいですね。そこから、自分の名も刻まれていくような革新的な製品をイトーキから送り出すのが私の目標です。

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※所属部署・役職は取材当時のものとなります