RECRUIT SITE

人を知る

若手座談会

製品開発職

入社1~2年目の4名の就活の先輩へ
現在の仕事内容やイトーキを選んだ理由などについて聞きました。

メインイメージ

Member

  • 顔写真2023年入社

    伴 裕介

    Ban Yusuke

    機械設計職

    入社2年目のチェア設計者。品質改善・コストダウン、SO(スペシャル・オーダー)設計を担当。目指すは究極のオフィスチェア開発。関東出身で、関西名所めぐりに熱中。

  • 顔写真2024年入社

    北野 空

    Kitano Sora

    ソフトウェア設計職

    入社1年目のソフトウェア設計者。面接で聞いた「人のイトーキ 」に惹かれて入社。自社の各種設備機器のプログラムを解析する実習中。最近、社内でロックバンドも結成!

  • 顔写真2023年入社

    榊原 風

    Sakakibara Hyu

    生産技術職

    入社2年目の生産技術職。開発設計と製造の間に立ち、品質と効率の両立に奔走。工業ミシンを極めるのが目標。関西工場のグローバル化を睨み、ポルトガル語も習得中。

  • 顔写真2023年入社

    坊村 竜

    Boumura Ryu

    機械設計職

    入社2年目のキャビネット設計者。新製品プロジェクトに先輩と同期のチームで挑戦。電気を独学で学ぶなど新分野も拡げる。趣味は大学時代に目覚めたお菓子づくり。

*所属部署、掲載内容は取材当時のものです

———はじめに、みなさんの仕事内容について教えてください。

入社前から希望していたチェアの開発設計に携わっています。耐久性や機能性を高める品質改善やコストダウンを目指して、既存設計を磨き上げるが自分のミッションです。新たな設計プランができたら、試作品をつくり、開発設計室のメンバーで実験や検証を行い、完成品へと近づけていきます。チェアの最需要期は1〜3月。そのタイミングにラインナップが充実するように、生産計画も考慮に入れながら開発しています。

坊村

自分はキャビネットの開発設計ですが、海外製品をイトーキでライセンス生産するプロジェクトにチームで関わっています。イトーキの厳格な安全・品質基準に従って、より高度な設計変更を施すハードルをクリアしようとしている最中です。大学時代に3D CADで3Dモデルを作るのにハマったんですが、今まさに3D CADを駆使して設計を構想する仕事をしています!

榊原

みんなが手がける設計が完成に近づいてくると、私たち生産技術の出番です。生産技術課では、開発設計や製造、資材調達などとCEチームを組んで、新製品や改良品の製造工程を構築してきます。時には、理想を追い求める開発設計と、効率や品質安定を追求する製造の板挟みになって頭を抱えることも。製品化までの道のりでは、たくさんのハードルや困難があります。だからこそチームで乗り越えていく必要があるのだと感じています。

北野

自分は入社1年目で、イトーキの設備機器に組み込まれたソフトウェアのプログラムを読み解き、開発した担当者に話を聞きながら、設計のノウハウを吸収している最中です。大学ではメカトロニクスを専攻していましたが、イトーキの自動倉庫システムSASは、まさに機械工学と電子工学が融合したメカトロニクスの先端技術なので、工場でSASの挙動を観察していると、プログラムの指示通りに機械が動くことが分かってすごく面白いです。

———実際にイトーキで働いてみて、会社の雰囲気はいかがですか?

北野

面接のときに聞いた「人のイトーキ」という言葉は本当だったんだと実感しています。幅広い世代の社員がいますが、1年目の社員でもイトーキの仲間としてあたたかく迎え入れてくれる雰囲気があり、居心地がいいですね。

榊原

私もそう思います。生産技術の仕事は、設計図の読み解きから新規設備導入、外部業者とのやりとりなど業務の幅が広く、覚えることがいっぱいありますが、専門知識と経験が豊富な頼れる先輩がいるおかげで、毎日楽しく働いています。

坊村

たしかに、社内の人から学べるチャンスがたくさんあると思います。僕がいるラボは、別チームと一緒なんですが、素材やトレンドなどに関して情報交換したり、アイデアを借りたり、仲がいい。いつもワイワイにぎやかで、「夏休み、何する?」とか他愛のない会話で盛り上がることも。自然に恵まれたエリアなので、キャンプや釣り、登山の情報はけっこう会社の人から聞いてますね(笑)。

チェアの設計開発室は、坊村さんのラボに比べたら、落ち着いているかもしれません。新製品の試作品が持ち込まれると、人が集まって熱い議論が始まるけど、ひと段落すると自分の席に戻って、仕事に集中しています。あと、イトーキはほぼ毎年、グッドデザイン賞などさまざまな賞を各部門や製品で受賞しているのですが、エポックメイキングな製品を生み出した先輩もごく身近にいて刺激になっています。

———みなさんがイトーキを選んだ理由、決め手を教えてください。

北野

イトーキはオフィス家具の老舗というイメージが強いと思いますが、就活中に自動倉庫システムや入退室管理システムなど、BtoBの設備機器でも存在感のある会社だと教えていただきました。自分が学んできたメカトロニクスにも興味をもっていただいて、「君がいる研究室に近いんだよ」という話を聞いて、自分が進むべき方向だと感じました。あと、出会う人がみんな明るくてあたたかかったのも大きな理由です。

榊原

そうそう、人の良さは私も印象に残りました。人生の多くの時間を過ごす場所である以上、一緒に頑張れる仲間がいる働きやすい職場であることは、私が一番大切にしたい条件でした。それと、大学で機械工学を専攻していましたが、工業部品や半導体よりも、オフィス家具は断然、想像力が広がるなあと。日常生活に近い製品をつくる仕事ができると思って、イトーキを選びました。

自分は、設計全体を考えて、形にする仕事がしたかったんです。たとえば、自動車や電化製品は開発設計工程が分業されますが、イトーキなら全体を設計できます。あと、二人と同じでやっぱり「人」ですね。面接を受けている最中に「いい会社だな」って直感的に感じて、気持ちが固まりました。

坊村

就活時は、設計をやりたくていろんな会社を調べまくりました。その中でも、イトーキは知れば知るほど面白い製品がいっぱいあって、きっと面白いアイデアをもつ人たちが働いているんだ!とモチベーションが上がりました。実際、仕事の中でも「こんなことやりたい」と提案すると、自分が考えもしなかったアイデアがいろんな人から出てきて、選択肢が広がってワクワクします。

———イトーキでこれから挑戦したいこと、将来の夢や野望は何ですか?

北野

もともとモノづくりがしたかったものの、その分野は漠然としていました。でも、イトーキに出会い、B to Bの産業機器の可能性を知り、自分が学んできたこととつながると感じました。今は、先輩たちがつくり上げてきたイトーキの電子制御製品のプログラムを読み解いて吸収している最中ですが、それに続く新たなソフトウェア設計を手がけ、世の中に役立つ製品を送り出したいと思います。

榊原

できる先輩たちに支えられているので、私も早く頼られる存在になって役立ちたいですね。幅広い知識を持ちつつ、自分はこれ!という専門分野をもっている方が多いのですが、私は1年目の現場実習で魅力を感じた工業ミシンの生産技術を極めたいと思っています。素材や用途に合わせてさまざまな機器があり、画像処理技術やデジタル制御など新技術も投入されています。「工業ミシンは榊原に聞け」と言われるようなエキスパートになれたらと思います。

坊村

キャビネットは、今後は絶対に電子と絡んでいくと思います。今すでにイトーキでもスマートロックなどの電子制御システムの組み込みが進んでいますが、その先を開拓したいですよね。AIやIoTを活用した次世代キャビネットとか。それから、働く場所は、会社だけでなく、自宅やサードプレイスと多様化しているので、B to Cも視野に入れて、自宅のインテリアや共有スペースなどにもなじむ高級志向のキャビネットも開発してみたいですね。

自分が目指すのは、究極のオフィスチェア開発です。今考えているのは、見た目も機構もシンプルなのに、座る人にすっとなじむ工夫が随所に凝らされたチェア。スタンディングワーク需要も増えているので、座り姿勢と立ち姿勢がシームレスにつながるようなチェアも手がけてみたいですね。夢の段階ですが、モーターショーにカーシートを見に行くなどしてアンテナを張り、知識やアイデアを蓄積している最中です。いつかは先輩たちのように、世の中にインパクトを与えて、働く人に喜ばれるイトーキのチェアを生み出したいです。

———最後に、この記事を読んでいる就活生にメッセージをお願いします。

北野

企業のことを色々と調べることが大切だと思います。自分は、選考過程でイトーキが設備機器にも携わっていることを教えてもらい、その後サイトを深掘りして、セキュリティや物流など、こんなに色々な事業をやっているんだと知ったので、気になる企業があったら、サイトは隅々をまで見るなどして企業研究を万全にすることをお勧めします。

榊原

そうだね。さらに、インターンシップや会社説明会など、自分の目で会社を見て、自分の肌で雰囲気を感じられる機会を逃さないでほしいです。それが自分らしく働ける会社と出会う一番の秘訣だと思います。

坊村

実際に働きだしてわかったことは……一緒に働く仲間は本当に大切です(笑)。仕事は時々しんどいと思うことはありますが、人が理由で会社に行くのがイヤだと思ったことは一度もないから、それは本当に幸せだと思います。

あと、イトーキは若手にも大きな仕事を任せてくれる会社です。自分は最近、お客様のリクエストに従って特注のチェアを設計するSO(スペシャル・オーダー)設計も担当していますが、新たな試みにチャレンジできるし、発想のヒントにもなるので、すごく面白いです。責任は大きいけど、そのぶんやりがいがある仕事ができると思います!

———あなたはどんな人?