

万全の納品を目指して、
きめ細かいサポートを積み重ねる。
主体的に考え、積極的に顧客を理解する。常に先回りしてフォローする。國松の仕事ぶりは、影から支えるというよりも、支柱を思わせるものだ。首都圏エリアの営業活動をバックアップし続ける彼女に、仕事への思いを聞いた。

國松 悠里奈
Kunimatsu Yurina
営業事務職
設備の充実したキャンパスで大学生活を送り、環境がモチベーションに好影響を与えるのを肌で実感したことから、オフィスのインテリアに関心を持つ。就職活動を通じて「自分にはマルチタスクをこなしながら、人を支える業務が向いている」と感じ、営業事務を志した。2015年新卒入社。
Question.01
現在の仕事とミッションを
教えてください
営業事務は、一人あたり常時4、5名の営業職の業務をサポートしています。営業が受注した案件を、お客様に喜んでいただけるよう納品までサポートことが私たちのミッション。営業が案件を受注したら、まずは見積書をもとに商品を手配し、必要に応じて仕入れ部門に納期を交渉します。納品に向けては、営業から聞き取った納入現場の状況や注意点などをもとに指示書を作り、物流部に共有。受注から納品まで、営業職に伴走を続けます。
多くの部署が関わるため、調整が難しいケースや、想定外の事態もつきものです。積雪の影響で物流が止まる。コロナ禍で生産工場が休業。こうしたトラブルを一つずつ乗り越え、クライアントに喜んでもらえるよう納品へと進める。そんな影の立役者を目指しています。
営業事務がクライアントの現場に足を運ぶことは滅多にありませんが、営業が「無事に納品しました」と写真つきでメッセージを送ってくださることも。自分の手で一つずつ手配したオフィス家具や什器が、無事納品されたことを目にすると、いつも胸がいっぱいになります。

Question.02
この仕事で大切にしていることは何ですか?
営業やデザイナーは「0」を「1」にする仕事ですが、それは私の想像以上に難しいことだと思います。クライアントのもとに何度も足を運び、ニーズを伺い、アイデアを提案してようやく受注に至るのですから。その貴重な「1」を「2」にしたり、あるいは「0」にしないようフォローしたりするのが私の仕事です。私のミスで台無しにしてしまうことだけは、避けなければなりません。
正確さや丁寧さが必要な仕事ですが、コミュニケーションをとる際は、少しラフなくらいを心がけています。堅苦しい人には近寄りがたいし、頼みごともしづらいと思いますから。営業からの難しいリクエストも突っぱねたりはせず、一旦は受け止める。相談しやすい雰囲気を出すことで、営業が一人で抱え込んで行き詰まるようなケースを減らしていたら嬉しいですね。
部署を見渡しても、同じような姿勢の方が多いと感じます。だから私自身も上司に気軽に相談できますし、後輩から質問や相談をされると嬉しい。こんな気持ちで仕事ができる環境に感謝しています。

Question.03
これからのビジョン・夢について教えてください
営業事務としてキャリアを重ね、もうすぐ10年。ルーティンワークが多いため、経験したことが着実にスキルとして積み重なる良さがあります。年々視野が広がっていることも実感しています。たとえば、営業から聞きとった話をもとに現場の様子を推測し、ベストな対応を考えられるようになりましたし、他部署の方に調整をお願いする際は、スムーズに運ぶよう依頼の仕方を工夫できるようにもなりました。この先もイトーキの社内全体を見渡して、先輩や後輩、どの立場の人からも頼りにされる存在を目指し、自分の役目を果たしていきたいと思っています。

※所属部署・役職は取材当時のものとなります